おさえておきたいFX用語

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FXとは

『Foreign Exchange』の略称で日本語に訳すと『外為』でしょうか。

正式には外国為替証拠金取引と言います。

ドルやユーロなどの外国通貨と交換し、為替レートの変動により利益を狙います。外国通貨へ両替する。と考えるとわかりやすいかもしれません。

世界中に市場が存在するので、土日を除く平日は24時間取引を行う事が可能です。

例えば、日本円で100万円持っており、【1$=100円】のレートでドルへ両替したとします。

日本円 100万円 ⇒ 米ドル 1万ドル

しばらくして、為替レートが変動し、【1$=105円】になった時に1万ドルを日本円に両替したとします。

米ドル 1万ドル ⇒ 日本円 105万円

すると、元々100万円だった資金が105万円となり5万円の利益が生まれました。

このようにして、為替レートの変動により利益を狙うのがFXですが、逆に為替レートが【1$=95円】になると5万円の損益が発生します。

買い・売りとは

売り買いで利益を出す基本は、安く買って高く売るですが、それだけですと、【1$=100円】相場から【1$=105円】へ変動すると予測した場合は取引できますが、 【1$=95円】に変動すると予測した場合取引が出来ません。

なのでFXでは、高いうちに売って、安くなったら買い戻すという取引が可能で、

【1$=100円 1万ドル 買い
1$=105円 に変動 ⇒ 5万円の利益
1$=95円 に変動 ⇒ 5万円の損失


【1$=100円 1万ドル 売り
1$=105円 に変動 ⇒ 5万円の損失
1$=95円 に変動 ⇒ 5万円の利益

といったように相場がどちらに動いても利益を上げる事が可能です。

レバレッジとは

上で説明したように【1$=100円】のレートで100万円を1万ドルに交換するのであれば、両替・外貨預金などとあまり変わりません。

これはレバレッジ1倍の取引です。

FXでは、このレバレッジという仕組みを使って持っているお金よりも大きな金額の取引を行う事ができます。

日本円100万円所持 レバレッジ5倍 レート:1$=100円の場合、5万ドルの取引を行う事が可能です。

先ほどのレバレッジ1倍では【1$=100円】から【1$=105円】にレートが動いた場合、5万円の利益が生まれましたが、 レバレッジ5倍で取引を行った場合は、25万円の利益が生まれます。

同じ変動で利益が増えるわけですから、当然予測に反した動きになってしまった場合は、損失額も増えます。

以前は日本のFX会社でもレバレッジ200倍の取引が可能でしたが、その後50倍へと下がり、現在はレバレッジ25倍までの取引が可能です。

仮に【1$=100円】のレートとすると、5万円の資金で100万円分の取引ができるという事になりますが、少ない資金でレバレッジの倍率を上げすぎると僅かな為替変動で資金が無くなってしまうため注意が必要です。

このレバレッジですが、最大10倍に変更するといった話も出ているようです。

ただし、これは日本のFX会社の場合の話で海外のFX会社を利用すればより高いレバレッジをかけて取引を行う事ができます。

取引単位とは

よく、『いくらあればFXを始められるの?』と聞かれますが、取引する通貨やFX会社によって違います

取引する通貨やFX会社によって異なりますが、取引単位は、1通貨~10万通貨であるFX会社がほとんどだと思います。

【レート:1$=100円 レバレッジ25倍 1通貨取引の場合】
1通貨 = 1$ ⇒ 4円 × レバレッジ25倍

1通貨から取引できる会社を選べば、何と4円から取引可能です。

【レート:1$=100円 レバレッジ25倍 1万通貨取引の場合】
1万通貨 = 1万$ ⇒ 4万円 × レバレッジ25倍

最低取引単位が1万通貨のFX会社も非常に多いですが、この場合は4万円から取引可能です。

ただし、例にあげた4円・4万円という金額は【1$=100円】という為替レートの場合であり、少しでも悪い方向へレートが動くと資金が不足し強制決済されてしまうので、 資金に見合った余裕のある取引を心がけましょう。

必要証拠金とは

先ほどレバレッジの話をしましたが、どのようにレバレッジの仕組みが成り立っているかというとこの必要証拠金がレバレッジを管理しています。

例えば、【1$=100円】のレート時に1万米ドル購入したい場合、口座がレバレッジ25倍が上限だとすると、FX口座に4万円以上のお金が入っている必要があります。

1万米ドル = 100万円 ⇒ 100万円 ÷ 25 = 4万円

この必要証拠金は、為替レートによって変動し、【1$=120円】の場合では、下記の金額が必要です。

1万米ドル = 120万円 ⇒ 120万円 ÷ 25 = 4.8万円

米ドルを例にお話ししていますが、他の通貨、例えばトルコリラ/円の場合、【1トルコリラ=30円】の場合

1万トルコリラ = 30万円 ⇒ 30万円 ÷ 25 = 1.2万円

という計算になります。

資金の少ない方や、運用益を再投資したい方などは少額取引単位を導入しているFX会社を選ぶのがおすすめです。

ロスカットとは

FXでは、基本的に資産がマイナスとなる状況を許しません

そのため、為替レートの変動により損失額が増えてくると強制的に決済されてしまいます

この強制決済がロスカットと呼ばれるものですが、その細かい仕組みはFX会社事に異なります。

必要証拠金が確保できなくなった場合にロスカットされるFX業者を例にしてみます。

FX口座に5万円入金し、【1$=100円】のレートで米ドルを1万通貨購入したとします。

レバレッジ25倍であれば必要証拠金は4万円です。

為替レートが動き【1$=99円】になった場合、損失は1万円。FX口座には5万円しかないので1万円差し引くと4万円が残りです。

必要証拠金は大まかに4万円なので、あと1銭でも下がれば必要証拠金の4万円が足りない状態となるため、強制的に決済されてしまいます。

この場合、FX口座には4万円弱の資金が残ります。

このロスカットの仕組みは、資産を守るためにあり、全てのお金が無くなってしまう事を防いでくれます。

もちろんロスカットの仕組みのおかげで全資産を失う事を防ぐ事が可能ですが、途中いくらマイナスであっても、決済した時にプラスであれば良いのがFXですので、 ロスカットぎりぎりでの運用などは控えましょう。

FX業者によって異なりますが、このロスカットが発生した場合に1万通貨当たり500円などといった費用が発生する場合もあります。

また、先ほど基本的には資産がマイナスにならないと言いましたが、例外があります。

レートが急激に変動した場合、ロスカットが追いつかず資産がマイナスになってしまう可能性があります。

FX口座に入金したお金が無くなってしまう覚悟は持っている方も多いと思いますが、入金額以上に損失を出してしまう事も実際にあり得ますので覚えておきましょう。

スプレッドとは

スプレッド

ある一瞬で売り買いを行う際、売り値と買い値でレートが異なります。

為替変動が起こらない状態と仮定すると

【スプレッド3銭 10万米ドル取引を行った場合】
3銭 × 10万通貨 = 3,000円のコスト発生


【スプレッド0.3銭 10万米ドル取引を行った場合】
0.3銭 × 10万通貨 = 300円のコスト発生

といった具合にポジションを持った瞬間に為替変動がなくても上記のようなコスト分の損失が発生します。

取引量が増えるにつれてかかるコストは増えていくので、このスプレッドが小さい方が勝ちやすいという事になります。

このスプレッドは、取引通貨やFX業者によって異なるので、自分の取引する通貨のスプレッドが小さいFX業者を選ぶ必要があります。

マージンコールとは

先ほど『ロスカット』のお話をしました。ロスカット同様FX業者によってマージンコールの基準は異なりますが、 ロスカット(強制決済)が近づいてきたらお知らせしてくれる機能です。

常に相場の状況を見ているわけにはいきませんので、ロスカット前にもうすぐ悪い方向へ相場が変動したらロスカットされるよ。とお知らせしてくれます。

お知らせを受ける事ができれば、ポジションの量を減らしたり、追加で入金するなど対処する事ができます。

スワップポイントとは

スワップポイントとは、2つの通貨の金利差をいいます。

わかり易いように、【1トルコリラ=40円・日本金利:1%・トルコ金利:8%】という状態があったとします。

通貨ペア トルコリラ/円 において、1万トルコリラ所有したとします。この場合、

1万トルコリラを1年間所有した場合:40万円 × 0.08 = 3.2万円 の利子を受け取る事ができます。

40万円を日本で持っていた場合:40万円 × 0.01 = 0.4万円 の利子を受け取る事ができます。

1万トルコリラを1年間保有した場合、この差 3.2万円 - 0.4万円 = 2.8万円 という利子を受け取る事ができます。

FXの場合、この利子を毎日受け取る事ができます。(※土日分は別の日にまとめて支払われる)

つまり、この例の状態ですと、 2.8万円 ÷ 365日 = 約76円/日 という額の利子を受け取る事ができます。

このようにFXでは為替差で儲ける以外に金利で儲ける事も可能です。

注意していただきたいのは、1万トルコリラを売りで持った場合は逆に毎日支払いが生じるという事です。

このスワップポイントは、取引通貨ペアやFX業者によって異なるので、長期保有によるスワップポイントでの利益を狙う方は業者選びが重要です。

ただし、スワップポイントによる損益よりも為替変動による損益の方が圧倒的に大きいので、取引する時期によってスワップ狙いができる時期とできない時期があります。

約定とは

約定とは注文が成立した事です。 売りにしろ買いにしろポジションを持った時、決済した時など取引が成立した事を約定と言います。

なので、約定したものは取消しする事ができません。

成行注文とは

現在表示されている為替レートで売り買いする際の注文方法です。

指値・逆指値とは

現在レートより高い 現在レートより低い
買い注文 逆指値 指値
売り注文 指値 逆指値

『指値注文』は、「価格が下がったら買う」・「価格が上がったら売る」という注文、 『逆指値注文』は、「価格が上がったら買う」・「価格が下がったら売る」という注文です。

指値・逆指値を間違えると意図しない売買が成立してしまうので注意してください。

スリッページとは

スリッページとは、注文したレートと実際に約定したレートの差の事です。

相場が大きく動いている場合は特にこのスリッページが発生しやすくなります。

成行注文を行う際などは、設定によりこのスリッページの値を設定する事が可能で、不利な方向へスリッページが発生した際は約定しないようにする事ができます。

ロング・ショートとは

ロングは『買い』を、ショートは『売り』を意味します。

pipsとは

日本人にとって通過ペアに『円』が入っていれば、為替レートの変動差を『銭』という単位で言い表せますが、 ユーロ/ドルの通貨ペアなど円を含まない通過ペアも存在します。

通貨ペアはたくさん存在するため、このpipsという単位を使って表します。

円の最小pipsは1銭となり、100pips=1円(100銭)となります。

円高・円安とは

円安とは外国通貨に対して円の価値が低くなる事を言います。

例えばアメリカにおいて『1$の缶コーヒー』があったとします。 為替レートが【1$=100円】の場合、その缶コーヒーは100円で購入する事ができます。

為替レートが変動し【1$=120円】と円安が進んだ場合、その缶コーヒーは1$と価格は変わりませんが、 100円では購入できず、120円必要になります。

このように同じ1$という価格の商品を購入するのにより多くの円が必要になる状態へ動くのが『円安』。 逆に缶コーヒーを80円で買える状態へ動く事を『円高』といいます。

記事作成日:2017.11.09

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