レンタルサーバーの一部をクラウドストレージとして使えるNextcloudをmixhostのサーバーにインストールする方法

色々あるクラウドストレージサービス
仕事の関係(電子帳簿保存法)で、ファイルの保管場所が必要になり、色々検討した結果、クラウドストレージを導入する事になりました。
クラウドストレージと言えば、以下のようなサービスが有名ではないでしょうか。
Dropbox
OneDrive
Googleドライブ
iCloud Drive
Dropbox、OneDrive、Googleドライブはビジネス版も用意されています。
しかし、今回は新たなビジネスを始めるといった話でもなく、事業の効率化につながるわけでもないため、できるだけ費用をかけずにサービスを利用したいという考えがあります。
個人アカウントなどを使えば、無料で利用できますが(商用利用可能かどうかは調べていません)、容量が少なかったり、既に個人で使っているアカウントとの併用が面倒であるなどの難点があるため、他のサービスを利用する事にしました。
NASなども検討したのですが、バックアップをしっかりと行う構成にした際、費用がネックとなりました。
今回は、たまたま会社で使用しているレンタルサーバー(mixhost)の空き部分をクラウドストレージ化できるとの事で、簡単インストール機能があったためNextcloudというオンラインストレージを構築できるオープンソースソフトウェアをインストールしてみる事にしました。
mixhostへのNextcloudインストール方法
まず、mixhostにログインします。
次に、cPanelを開きます。
mixhostを利用している方にはいつもの作業のため、方法は省略します。
cPanelの一番下までスクロールすると、【SOFTACULOUS APPS INSTALLER】の【カテゴリ】内にファイル管理という項目があるためクリックします。
Nextcloudのインストールボタンをクリックします。
Nextcloudをインストールするドメインやディレクトリ、管理者アカウント、言語などを入力選択し、Quick Installボタンを押下します。
新しいドメインやサブドメインを使用する際は、一旦戻って作成しましょう。
インストールが開始されます。
phpのバージョンが古い場合、警告メッセージが表示される場合があります。
その際は、phpのバージョンをあげてから実行しましょう。
あっという間にインストールが完了しました。
最後に
NextcloudをインストールしたドメインのディレクトリのURLをたたくと、ログイン画面が表示されます。
ファイル保管のストレージに使うだけであれば、操作性は特に難しいといった印象はなく、わかり易いUIだと思います。
ドラッグ&ドロップでWEBブラウザ上でファイルをアップロードできるため、非常に扱いやすいです。
また、Windowsのデスクトップアプリ、Androidアプリ、Appleのアプリなども無償で提供されているため、アプリを使用すると操作性も向上するかもしれません。
さらに魅力的なのは、様々なプラグインアプリが用意されている点です。
Nextcloudの機能を拡張する事が可能です。
今回はクラウドストレージとしての利用のため、プラグインアプリに関しては、私も調べていません。
どのようなプラグインがあるのか調べ、今後利用していきたいと思います。