目的別にペット保険比較(小型犬)

ペット保険比較

前回のおさらいと掲載保険プラン

前回のおさらい

前回、ペット保険50プランを保険会社ごとに記載した記事を掲載しました。


ペット保険
ペット保険(小型犬)まとめて比較

保険の更新日が近づいてきたので自分がわかりやすいようにペット保険会社を気合い入れて比較してみた


会社事に記載し、50プラン掲載したため、どれを選んで良いかわからないという方も多かったと思います。

(色々なプランを見てみたいという方は前回の記事をご覧ください。)

保険加入や変更を迷われている方にお伝えしたかったのは、

  • ①ペット保険への加入には年齢制限がある
  • ②持病を持ってしまうと保険変更時にその症状は対象外になる
  • ③保険料は年齢を重ねると値上がりしていく

という事で、保険の加入や変更を先延ばししていると、保険加入できなくなってしまったり、保険料が高額なプランのまま変更できなくなってしまったり、保険対象外の病症が増えてしまったりと損してしまう可能性があります。

そのため、一刻も早く生涯の保険を見つける必要があります。

この記事で掲載しているペット保険

保険会社ごとに50プランを記載した前回の記事に対し、今回の記事は目的別に表示していきます。

ただし、10歳・15歳と高齢になった際に保険料が10万円を越えるような高額な保険等は記載しておりません。

私がペット保険を比較検討した際に検討外となったプランは記載していないためご注意ください。

全プランを見たい方は前回の記事を参考にしてください。

またこれから記載していく保険料は小型犬のものを記載しております。

中型犬や大型犬の場合は記載金額よりも保険料が高くなりますのでご注意ください。

インターネット申込割引・多頭割引・マイクロチップ割引など保険会社独自の割引により、掲載金額よりも場合によっては安くなる可能性があります。

最終的な金額は必ず公式ページでご確認ください。

保険加入の目的を決める

しっかりと充実した補償内容で保険料も安いペット保険があれば一番ですがなかなかそうもいきません。

今回は、年齢を重ねた際に保険料が高額になる保険プランは記載していません。

そのため、通院・入院・手術などの内どの項目に重点を置くかを決める必要があります。

高額になりがちな手術費用を補う

手術代重視のメリットデメリット

基本的にペット保険は、通院・入院・手術の3つの場合に病院代を保険料で補う事を目的に加入するかと思います。

ペットには健康保険などは無いため、100%個人で病院代を負担しなければいけません。

そのため負担額は高額になりがちですが、その中でも特に高額になりがちな手術代を保険で補うためにペット保険に加入する方もいらっしゃるかと思います。

メリット

①保険料が抑えられる

②高額な手術代費用を保険で補える

デメリット

①通院代は全額自己負担になる

②手術は稀、大半は通院

通院費用を全額自己負担する事で、手術費用の手厚い保険に加入したとしても保険料を抑える事ができます。

通院・入院・手術【割合】

通院 90
入院 9
手術 1

上の円グラフのように、病院へ行く際に圧倒的に多いのが通院です。

もしかしたら通院ばかりで手術をする事は無い場合も考えられます。

その場合、保険料は無駄になってしまいます。

定期的に通院しなければならない病気にかかってしまうなど通院回数が増えた場合、高額な医療費を負担するために保険に入ったはずが、通院代が積み重なり医療費が高額になってしまいます。

保険が使えないため、気軽に病院に行けなくなってしまうかもしれません。

狙う保険は以下のような保険になるのではないでしょうか。

  • 通院補償が無く入院・手術に特化した保険プラン
  • 通院・入院・手術 通算で上限額まで補償されるプラン

手術代重視の保険プラン

保険会社 プラン 補償
割合
通院 入院 手術 免責
金額
1歳時
保険料
5歳時
保険料
10歳時
保険料
15歳時
保険料
楽天ペット保険 手術・入院
プラン
90% - 25,000円/日
年間25日迄
500,000円/回
年間3回迄
無し 9,480円 13,280円 35,290円 42,780円
アニコム損保 ぷち 70% - 14,000円/日
年間20日迄
500,000円/回
年間2回迄
無し 11,130円 15,530円 26,130円 27,070円
SBIいきいき少額短期保険 スタンダード
プラン70
70% 1年間に70万円まで 無し 22,113円 25,830円 39,816円 48,636円
(12歳以降)
ライト
プラン70
70% 1年間に70万円まで ※1 1日あたり
7,000円
10,332円 11,088円 14,742円 16,947円
(12歳以降)
ペット&ファミリー損保 プラン70 70% 1年間に70万円まで 3,000円/日 15,870円 24,850円 39,910円
(10歳以降)

※1 補償対象の治療費用が1万円を超えない場合、保険金の支払いはありません。

楽天ペット保険

楽天ペット保険の【手術・入院プラン】は通院補償が無い、入院手術に特化した保険プランです。

何といっても補償割合90%と上限金額の高さが魅力で、高額な手術代や入院費が発生した際はその大部分を保険でまかなう事ができます。

手術・入院に特化したプランの中で一番手厚い補償内容ではないでしょうか。

アニコム損保

アニコム損保の【ぷちプラン】も通院補償が無い、入院手術に特化した保険プランです。

楽天ペット保険に補償内容は劣りますが、補償内容もまずまずで、保険料を抑えられるのが魅力ではないでしょうか。

SBIいきいき少額短期保険

通院・入院・手術合わせて年間70万円迄というプランで、高額な手術費用も通院もカバーできるプランです。

まんべんなく補償できるプランとも言える私の一番おすすめしたいプランです。

1年間に複数回高額手術をしない限り手術特化プランにも負けません。

歳を重ねた際に、年間5万円近い保険料を支払い可能であれば有力候補間違い無しです。

【ライトプラン】はかなり費用は抑えられますが、1万円未満の通院費用は対象外となるため、通院も補償とは言い難い分、保険料はかなり抑えられます。

ペット&ファミリー損保

ペット&ファミリー損保の【プラン70】は、SBIいきいき少額短期保険のスタンダードプランとライトプランの中間の位置づけにあたる保険プランです。

免責金額 3,000円/日があるため、通院補償が無くはないにせよ弱くなってしまいます。

8,000円の通院費の場合

免責金額により 8,000円 - 3,000円 = 5,000円

5,000円 * 70% = 3,500円 の補償

自己負担:4,500円 / 保険補償:3,500円

といった具合になります。

まんべんなく補償を受ける

保険請求の割合は先ほどグラフに示したように、通院:入院:手術 = 90:9:1という情報があります。

先ほど、手術(それに伴う入院)に重点を置いたおすすめ保険プランを記載しましたが、保険を使う頻度が多いのは圧倒的に通院です。

もちろんもしもの時の保険加入なので、高額になりがちな入院や手術の費用に保険が使え、保険料を抑えられるのは良いですが、頻度の多い通院も保険を使いたいものです。

あとは補償内容(補償割合や上限額)とサイフとの相談ではないでしょうか。

メリットデメリット

メリット

①まんべんなく補償

②気軽に通院できる

デメリット

①保険料は高額になりがち

②手術費用が高額になった際の補償が弱い

頻度の高い通院を補償する事で、保険料が高額になってしまう場合があります。

また、まんべんなく補償する分、保険料を抑えようとすると、高額な手術が必要になった際の補償が弱いようにも思います。

恐いのは、高額な手術費用や定期的な通院が必要になった場合の病院代と考えると、どちらも補償対象なので安心感はあると思います。

また、まんべんなく補償する分、保険料を抑えるとなると、高額な手術が必要になった際の補償が弱いようにも思います。

本当に保険選びは難しいですし、将来愛犬がどんな病気をするかも予測できないため、やはり財布と相談になるのでしょうか。

おすすめ保険プラン

保険会社 プラン 補償
割合
通院 入院 手術 免責
金額
1歳時
保険料
5歳時
保険料
10歳時
保険料
15歳時
保険料
フリーペットほけん
(FPC)
50%補償
プラン
50% 12,500円/日
年間30日迄
125,000円/入院
年間3入院迄
100,000円/回
年間1回迄
無し 16,950円 25,500円 25,500円 32,250円
(12歳以降)
70%補償
プラン
70% 21,250円 31,950円 31,950円 40,200円
(12歳以降)
SBIいきいき
少額短期保険
スタンダード
プラン50
50% 1年間に50万円まで 無し 15,795円 18,450円 28,440円 34,740円
(12歳以降)
スタンダード
プラン70
70% 1年間に70万円まで 無し 22,113円 25,830円 39,816円 48,636円
(12歳以降)
ライト
プラン50
50% 1年間に50万円まで ※1 1日あたり
5,000円
7,380円 7,920円 10,530円 12,105円
(12歳以降)
ライト
プラン70
70% 1年間に70万円まで ※1 1日あたり
7,000円
10,332円 11,088円 14,742円 16,947円
(12歳以降)
ペット&ファミリー
損保
プラン50 50% 1年間に50万円まで 3,000円/日 13,830円 20,250円 31,010円(10歳以降)
プラン70 70% 1年間に70万円まで 3,000円/日 15,870円 24,850円 39,910円(10歳以降)
SBIプリズム
少額短期保険
プレミアム
オレンジプランII
100% 5,000円/日
年間60日迄
10,000円/日
年間30日迄
60,000円/回
90,000円/回(ガン
年間2回迄
無し 34,730円
グリーンプランII 100% 6,000円/日
年間60日迄
12,000円/日
年間60日迄
90,000円/回
150,000円/回(ガン
年間2回迄
無し 40,020円
PS保険 50%補償
プラン
50% 10,000円 20,000円 100,000円 無し 17,440円 20,810円 32,760円 46,780円
70%補償
プラン
70% 10,000円 20,000円 100,000円 無し 25,530円 28,410円 39,360円 54,220円
100%補償
プラン
100% 10,000円 20,000円 100,000円 無し 31,620円 35,720円 51,990円 68,690円

※1 補償対象の治療費用が1万円を超えない場合、保険金の支払いはありません。

フリーペットほけん

似たような補償内容のプランは他にもありますが、フリーペットほけんは価格も抑えられておりおすすめです。

12歳以降の保険料が変わらないという点もかなり魅力的だと思います。

手術費用の上限が10万円/年1回迄 なので、高額な手術が必要になった場合のみ自己負担が大きくなってしまうかもしれません。

SBIいきいき少額短期保険

手術・入院の費用もしっかり出るオールマイティーな保険ではないでしょうか。

手術費用重視の際も登場しました。

保険料が予算の範囲内であればスタンダードプランの補償内容はかなりおすすめです。

ライトプランも記載していますが、1万円未満の病院代は補償対象外のため、通院の補償を受けたい方にはあまりおすすめできません。

ペット&ファミリー損保

こちらも先ほどの高額な手術費用重視のプランにも登場しました。

SBIいきいき少額短期保険のスタンダードプランとライトプランの中間的な位置づけです。

3,000円/日の免責金額に注意して下さい。

SBIプリズム少額短期保険

金額が他プランに見劣りするように思いますが、補償割合が100%の保険プランです。

1日5千円以下の通院費であれば全て保険でまかなえるため、通院の多いワンちゃんにはかなり有難いプランです。

手術費用が少ないように思いますが、こちらも補償割合100%のため、補償割合70%に置き換えると6万円の場合、約8万5千円が上限のようなもので、若干少ないくらいでしょうか。

ガン手術の際は、70%補償の10万円上限よりも補償が厚い(換算約12万8千円)です。

ほとんどが通院と考えるとかなり優秀なプランではないでしょうか。

PS保険

70%プランは【フリーペットほけん】と比較すると若干見劣りするように思います。

ただし、手厚い補償が欲しい方には、100%プランは候補に入ってくるかと思います。

保険料は上がるものの、先ほどの『SBIプリズム少額短期保険』よりも補償上限額が高いです。

考察

どのプランも強い点、弱い点があり、選ぶのは非常に難しいです。

補償内容と保険料で妥協点を見つけるしかありません。

究極の選択として、保険加入せずに万が一に備えて積み立てておく。という方もいらっしゃるかもしれません。

現在、ワンちゃんが健康で病院に行く事がなくてもいつ何が起こるかわかりません。

人間と違い健康保険などのきかないワンちゃんの医療費は高額になりがちですが、受診の必要がある際は迷わず病院へ連れていってあげてください。

保険を使う事無く、健康で元気にワンちゃんと楽しく生活できる事を祈ります。

保険んい加入される方は、くれぐれも、冒頭に書いた加入可能年齢の制限持病は補償の対象外という点に注意して下さい。

また比較検討する際は、重視する項目を良く考え、継続的に支払可能な保険(高齢時の保険料もしっかりと調べて)を選んで下さい。

記事作成日:2020.12.26
最終更新日:2021.02.03