VAPEはおすすめ!メリットと機器の選び方

私のタバコ歴
これからVAPEを使い始めようか検討している方の中には、自分はVAPEを使い続けられるか心配という方もいらっしゃるかと思います。
現在、私はVAPEへの移行に成功していますが、どのようなタバコ歴かご紹介したいと思います。
タバコ | 期間 | 銘柄 |
紙巻タバコ | 17年 | ハイライトメンソール |
IQOS | 1年ちょっと | レギュラーメンソール |
ヴェポライザー | 1年6ヶ月 | コルツ グリーンティ・クリアメンソール |
VAPE | 1年9ヶ月(現在使用中) | りきっどや 超メンソール |
長年、紙巻タバコを吸ってきましたが、IQOSやプルームテックといった加熱式タバコが登場した際に、私も加熱式タバコのIQOSへ乗り換えました。
紙巻タバコ時代は、ハイライトのメンソール(タール10mg)を吸っていたのですが、プルームテックはキック感が弱く使い続ける事ができませんでしたが、IQOSへは苦なく移行する事ができました。
その後、IQOSには満足していたのですが、タバコの値上がりなどがあり、毎月のタバコ代を抑えるために、シャグ(タバコ葉)を詰めて吸うヴェポライザーへ移行しました。
ヴェポライザーに関しては、
の記事にまとめてありますので、良かったらご覧ください。
ヴェポライザーも非常に美味しく、タバコ代も節約できおすすめですが、外出時のシャグ詰めの手間が最大のネックで、現在はVAPEに移行しています。
ヴェポラーザー時代は、外出時のみIQOSを使っていたため、IQOS・ヴェポライザーからVAPEへ移行に成功したというタバコ歴です。
VAPEへ移行する際は、何の問題も無くすんなり移行に成功しました。
使い勝手も良く、キック感もあり、タバコ代も節約できるVAPEにはほとんど悪い所が見当たりません。
今回は機器選びの際の注意点や、VAPEの良いところなどをご紹介したいと思います。
それぞれタバコ代比較
まず、私のように1日1箱程度のタバコを吸う場合、それぞれのタバコを吸った際に1月にかかる費用を計算してみたいと思います。
※2020年12月の場合・機器代は考慮せず私が吸っていた銘柄の場合
タバコ | 数量 | 費用 |
紙巻タバコ | 1箱 × 30日 | 14,700円 |
IQOS | 1箱 × 30日 | 16,500円 |
ヴェポライザー | 40g × 3袋 | 3,450円 |
VAPE | 約3ml × 30日 | 1,015円 |
上の表を見ていただければわかるように、ヴェポライザーでもかなりのタバコ代を節約する事が可能ですが、VAPEは運用方法によっては軽くその上を行きます。
もちろん、VAPEはリキッドと呼ばれる液体を気化して吸うのですが、その種類は大量にあるため、高価なリキッドを吸えば価格は跳ね上がってしまいます。
VAPEはもの凄く使い勝手が良く、ヴェポライザーの欠点の手間も少なく本当にオススメです。
タバコは辞められないけれど、タバコ代は節約したいという方は是非VAPEをご検討下さい。
1月のタバコ代が約1,000円に納まる私の使用しているリキッドやニコチン等は別記事でご紹介していますので、良かったらご覧ください。
VAPEのメリット
2年近く毎日VAPEを吸っている私が思うVAPEのメリットをご紹介します。
01タバコ代が安い
年々タバコ代が上がり、お小遣い制の方などは毎月かなりの割合でタバコにお小遣いをもっていかれていると思います。
吸うリキッドによって値段はピンキリですが、上手く運用すれば、私のように1,000円前後に納める事も可能です。
また、厳密にはタバコではないため、タバコ増税の影響を受けないのは非常に助かります。
02吸いカスが出ない
紙巻タバコであれば吸い殻と灰が。
IQOSやグローであれば吸い殻が。
ヴェポライザーであれば加熱したタバコ葉が吸いカスとして出ますが、VAPEはリキッドの液体を吸うため、吸う度にゴミが出ないのでとても楽です。
03吸い始め終わりが自由
VAPEは、機器のスイッチを入れればすぐに吸い始める事が可能ですし、いつでも好きな時に吸うのを止める事ができます。
紙巻タバコや、高温加熱式タバコであれば一度火をつけたり加熱を始めると1本吸い終えなければいけませんが、VAPEであればほんの少しの隙間時間に2,3口だけ吸うといった事も可能です。
低温加熱のプルームテックを使われた事のある方は同じような使い心地です。
04掃除・メンテナンスが楽
若干の掃除や衛生面から吸い口の清掃、コイルの交換など若干の手間はあるものの、IQOSやヴェポライザーなどと比べると段違いにメンテナンスが楽です。
IQOSは定期的に掃除をしないと吸いごたえが弱くなってしまいますし、ヴェポライザーもタバコ葉がついて掃除しなければいけませんが、VAPEにはそのような作業は必要ありません。
05色々な味を楽しめる
VAPEのリキッドには大量の種類があります。
何種類市場に出回っているのかさえわからない程です。
さらには、自分で混ぜ合わせて新しい味を作り出す事もできるため、味の種類は無限大です。
06ニコチン量を調節できる
日本国内ではニコチン液の販売は禁止されているため、購入する事はできませんが、合法的に海外から購入する事は可能です。
1月に120ml迄という制限はあるものの、どんなヘビースモーカーでも1月で120mlを使い切るのは無理ではないでしょうか。
ニコチン入りのVAPEを楽しむ場合は、リキッドにこのニコチン液を混ぜて吸うのですが(ニコチン入りのリキッドを海外から購入する事も可能)、自分で混ぜるためニコチン量を調節する事が可能です。
私もVAPEを使い始めた当初から、ニコチンを入れて吸っていますが、少しづつ少しづつ混ぜるニコチン量を減らしています。
07匂いが少ない
完全な無臭とは言えませんが、それに近い程匂いが少ないです。
お使いになるリキッドや機器によって若干匂いの強弱に違いは出るかと思いますが、IQOSやヴェポライザーと比べると間違いなく匂いは少ないです。
低温加熱のプルームテックを吸った事のある方はそれに近い感じだと思ってもらえればわかり易いと思います。
車内で吸った後、車を出て車内に戻ってもほとんど匂い残りはありません。
08キック感の調節が出来る
移行する際にキック感が物足りるか心配に思う方も多いと思います。
VAPEでは機器によりますが、W(ワット)数調節、エアフロー調節、ニコチン量調節、等行う事でキック感を自由に変える事ができます。
1~3mg程度のキック感の弱い紙巻タバコを吸っていた方も、10mg以上のキック感の強いタバコを吸っていた方も、望むキック感に調節できます。
私は不便を感じていないため、デメリットと言えるかはわかりませんが、気になる方がいるのではと思う点もあげてみます。
01コンビニで買えない
稀にコンビニ等でVAPEのリキッドが置かれているのを見かけますが、基本的に自分が好みのリキッドは通販サイトやVAPE専門店で購入する事になるかと思います。
1日分を買うのではなく、ボトルに入ったものをまとめて買うイメージのため、購入頻度はそれ程高くないため気にならないかと思いますが、リキッドを切らしてしまうと即購入できるという事はありません。
ネットでの購入を好まない方には不便かと思います。
02吸いすぎてしまう
1本のタバコを吸って終わりという事がないため、いつまででも吸ってしまう可能性があります。
私もパソコン作業をしながらスパスパと吸ってしまい、吸いすぎてしまう事があります。
03ニコチンの入手難易度
先ほども少し触れましたが、日本国内でニコチン液を購入るる事はできません。
そのため、海外から購入する必要があります。
日本人向けに日本語のサイトもあるため、購入事態は難しくないのですが、国内のECサイトで購入するのと比べると若干購入のハードルは上がります。
私の場合は、年に1度の購入で事足りるため、そうわずらわしい作業ではありません。
VAPEの選び方
非常に魅力的なVAPEですが、種類が多すぎるため購入時は相当迷いました。
一ヶ月近く毎日のように調べていたと思います。
簡単ではございますが、購入時に迷った事を記載したいと思います。
VAPE本体の型
BOX型
出力設定できる高機能タイプが多い
バッテリー容量が大きい
バッテリー容量が大きく、高性能なものが多いのが特徴です。
出力のW(ワット)数を調節できるものも多く、本格的にVAPEを楽しみたい方にはBOX型をおすすめします。
後で説明しますが、本体の他にアトマイザーが必要になります。
ペン型
バッテリーとアトマイザーの一体型もある
比較的購入し易い価格帯
スリムな形のものが多く、価格も比較的安いものが多いです。
ヘビーな吸い方をせず、持ち運びしやすいVAPEが欲しい方にはオススメです。
ポッド型
吸うだけで蒸気が発生
メンテナンスが楽
コイル交換の手間が無く、ポッドを交換していくタイプのVAPEです。
リキッドが無くなる度にポッドを交換するタイプや、ポッドにリキッドを補充して使用し、コイルが悪くなってきたらポッドごと交換するタイプのものなどがあります。
メンテナンスは楽ですが、比較的出力は弱く強い吸いごたえを求める方にはあまり向かないかもしれません。
携帯性や手軽さ、メンテナンス性はかなり良いと思います。
スティック型
購入し易い価格
パワーが弱い
リキッドが切れたらカートリッジを交換するタイプです。
コンビニで売られているのを見た事もあります。
価格も安く、お試しには良いかと思いますが、出力も弱くカスタマイズもできないため、本格的にVAPEを吸う方にはオススメできません。
あると便利な機能
出力調節機能
IQOSやグロー、ヴェポライザーの場合は、●●℃で加熱する事でタバコ葉から気化した蒸気を吸い込みます。
そのため、吸いごたえや味を調節するには、加熱温度の調整が必要です。
それに対しVAPEの仕組みは、VAPE本体から電流を流す事により、コイル(抵抗)が加熱され、コイルの近くにあるリキッドの染み込んだ綿が加熱される事でリキッドが気化し、その気化した蒸気を吸う仕組みです。
そのため、
- 流れる電流が大きい ⇒ 多くのリキッドが一度に気化する(爆煙)
- 流れる電流が小さい ⇒ 適煙・味が出やすい
といった傾向になります。
この後説明するアトマイザーで抵抗値を変える事ができるため、そこで調節も可能ですが、VAPE本体に出力調整機能がついていれば、VAPE本体からも味や煙の量を調節する事が可能になります。
BOX型のVAPEに出力調整機能がついている事が多いです。
交換式バッテリー
スマートフォンなども、本体が壊れる前にバッテリーがへたってしまい満充電にしても使える時間が短くなってしまう事がよくあると思います。
VAPEに関しても同じで、機器が故障する前にバッテリーがへたってしまう可能性は高いです。
交換式バッテリーの機種を選べば、機器を買い替える事なく、新しいバッテリーを購入し交換するだけで良いので同じ機種を長く使い続けられます。
アトマイザー選び
上に書いたポッド型やスティック型は基本的に本体専用のリキッドを入れる(入っている)ものがあります。
それに対し、本体と一体型のものを除いて、アトマイザーというリキッドを入れるタンク・コイル・吸い口の部分が本体とは別に必要になります。
良くスターターキッドと書かれているものは、本体とアトマイザーがセットになっているものです。
もちろん本体の出力W(ワット)数も重要なのですが、このアトマイザーも味や煙の量、吸いごたえを変える重要なものです。
本体選びだけでも色々な種類があり選ぶのが大変なのですが、このアトマイザーを選ぶのもかなり大変です。
手巻きコイル式とコイルユニット式
VAPEは電流を流すことによって、コイル(抵抗)部分が加熱され、リキッドの染み込んだ綿のリキッドが気化されます。
アトマイザーの内部にコイルがついているのですが、そのコイルを自分で巻くタイプと既成品を取り換えるタイプがあります。
また、コイルの他にリキッドを染み込ませるためのコットンも自分で巻くタイプだと用意しなければいけません。
調べているとRBA(自作コイル)という単語を目にするかと思います。
初めのうちは、コイルユニット式(既製品のコイルやコットン部分を付け替えるだけのもの)を選ぶ事をオススメします。
自作する際は、シングルコイル、抵抗値がなど様々な事を勉強しなければいけません。
より味を濃く、煙の量をと凝ってきてから挑戦するのが良いでしょう。
アトマイザータンクの素材
リキッドを入れるタンク部分の素材は、ガラス製とプラスチック製のものがあります。
プラスチック製のタンクは、メンソール系のリキッドなどを入れた際にひび割れを起こす可能性があるため、ガラス製のタンクをオススメします。
爆煙か適煙か
本体の出力W数も影響しますが、アトマイザーのコイルの抵抗値も煙の量に関係します。
一度に大量のリキッドを気化させると爆煙になるのですが、抵抗値が高いと電流が流れにくいため、煙の量は減ります。
煙でわっかを作るなどのトリックをする方は爆煙が良いかと思います。
爆煙のアトマイザーが人気なようですが、私は人前で煙が多いと目立ってしまうので、適度な煙の量が良く、抵抗値の高いコイルがあるアトマイザーを選びました。
また、抵抗値の高いコイルを備えたアトマイザーの方が味が出やすい傾向があります。
爆煙 ⇒ 0.9Ω以下のアトマイザー
少煙 ⇒ 1.0~2.0Ωのアトマイザー
といった感じでしょうか。
調節可能なエアフロー
アトマイザーには、吸う際に取り込む空気の量を調節できるものがあります。
この取り込む空気の量を変える事によって、吸いごたえや味を調整する事ができます。
必ず調節可能なエアフローがついているアトマイザーを選びましょう。
コットン素材
先ほど、リキッドを染み込ませるコットンの話を少ししましたが、コットンの種類は大きく分けると、グラスファイバーとオーガニックコットンの2種類があります。
より味にこだわりたい方は、オーガニックコットンをおすすめします。
リキッド補充位置
アトマイザーにリキッドを注入する際、上から注入するタイプと底から注入するタイプがあります。
上から注入するタイプであれば、VAPE本体とアトマイザーを取り外す事なくリキッドの補充ができるため、上から注入するタイプのアトマイザーがおすすめです。
W数の適合
特に上で書いたBOX型のVAPE本体であれば、W数を調節できるものも多いです。
アトマイザーには、このW数の範囲内で使ってねという範囲が決まっています。
アトマイザーとVAPE本体のW数が合っているか必ず確認しましょう。
液漏れ
先ほど触れたエアフロー部分からリキッドが漏れて(液漏れ)しまう場合があります。
VAPEを持って移動する際にポケットの中やカバンの中で液漏れすると大惨事です。
購入を検討しているアトマイザーのレビュー等を見て液漏れしやすくないかチェックしましょう。
タンク容量
私は紙巻タバコやIQOSを吸っていた際、一日1箱吸っていたのですが、その感覚でVAPEを吸う場合、3ml以上の容量のあるタンクがあるアトマイザーをおすすめします。
3ml以上あれば、一日一回リキッドを補充すれば足りると思います。
2mlのタンクのものもあるのですが、それなりに吸う方であれば途中でリキッドを補充しなければいけません。
補充の作業は大した手間ではありませんが、リキッドを持ち歩く必要が出てきます。
ただし、タンクが大きくなるとそれだけアトマイザーが大きくなってしまい、VAPE本体が小柄な場合、頭でっかちな見た目になってしまったり、接続できなかったりする場合もあるので注意しましょう。
私が使っている機器紹介
私はVAPEに変えてから1年半程度で特に色々な商品を試したわけではありません。
ブログサイトやYoutube等で詳しい方が色々と商品を紹介してくれているので、商品を探す際は是非そちらを参考にしていただきたいのですが、私が使っているものも簡単に紹介したいと思います。
VAPE本体
Eleaf iStick Pico
もの凄く有名なBOX型のMOD、『Eleaf iStick Pico』を愛用しています。
故障や不具合無く使用できており、1年半使った現在もバッテリーは元気で3日に1度充電しています。
バッテリーを交換できるので壊れるまで使おうと思っています。
私は、爆煙はイヤだったため、アトマイザーは別に購入したくて本体のみをAmazonで4,760円で購入しました。
UWELL CALIBURN KOKO
小型・軽量で持ち運びし易く、首からかけれるというのに惹かれて購入しました。
POD型で味もよく出るとのレビューが多かったのですが、こちらは出力調整もできず、POD型のためアトマイザー等も無いため、キック感の弱さをどうする事もできません。
『iStick Pico』の味やキック感に慣れた私にはどうしても物足りず、家に眠っていましたが、禁煙をはじめた父が使うという事で父親にあげました。
父親は満足そうに毎日使っています。
強いキック感が必要ない方には使い勝手は良くおすすめです。
ただ、リキッドのボトルの注ぎ口が太いとリキッド入れにくいので注意が必要です。
アトマイザー
特徴はこんな感じです。
- ステンレススチール製
- 510接続
- ガラスタンク
- リキッド容量:3.0ml
- コイル抵抗値1.8Ω/0.6Ω
- トップフィル
0.6Ω:18-25W
1.8Ω:9-13W
1.8Ωの交換用コイルがある事からこちらのアトマイザーを選びました。
故障も無く現在も使用しています。
持ち運びしているとたまに、エアフローから滲んでる事がありますが、僅かな量で許容範囲内です。
リキッド
とにかく大容量で安いので、りきっどやの超メンソールを愛用しています。
このリキッドにニコチン液を混ぜてニコチンありで吸っています。
これよりも安いメンソールリキッドを私は見た事が無いです。
その上、日本国内生産というのが嬉しい所です。
またリキッドやニコチンの液については詳しく記事にしたいと思います。
最後に
購入時こそかなり苦労しましたが、本当にVAPEに変えて良かったと思います。
IQOSは毎月のタバコ代が高額になってしまいますし、ヴェポライザーでシャグを吸う際は、シャグの出し入れが非常に手間でした。
その点、VAPEに変えてからは、タバコ代も節約でき、メンテナンスも楽、吸いたいときに吸いたいだけ吸えると良い事だらけで、デメリットが見当たりません。
IQOSからヴェポライザーに変えた際は最初不味くて慣れるまで大変でしたが、VAPEは最初から美味しかったです。
健康面に関しては、タバコ葉等は入っていないため、間違いなくタールは接種しなくて済むのが良いですが、確実に安全かと言われるとわからない部分が多いという懸念はあります。
外国で問題になったニュースが出ていた事もあり、正しく吸っていたかは疑問ですが、問題が起こる可能性もあるのでその点はご注意下さい。