FX業者比較!おすすめFX会社の選び方

FX業者選び

海外業者と国内業者の違い

ここでは、日本にて金融商品取引業者として登録している業者を『国内業者』、登録していない業者を『海外業者』とします。

国内業者は日本の規制の対象となり、海外の業者は対象とならないため、同じFX取引ですがシステムに違いがあります。

もちろん日本国内在住の方が海外FX業者を使っても問題ありません。

国内FX業者、海外FX業者にそれぞれメリットデメリットがあるので、簡単に説明したいと思います。

レバレッジの違い

国内業者と海外業者の最大の違いは何といってもレバレッジの違いです。

国内FX業者 ⇒ 最大25倍

海外FX業者 ⇒ 1,000倍以上の業者有

海外のFX業者によって最大レバレッジは異なりますが、400倍・500倍、有名なXMは888倍、1,000倍、2,000倍、3,000倍といった業者があります。

レバレッジによって、持っている資金に対し何百倍もの通貨の取引を行えるため、レバレッジをかければ大きな利益を生む事も可能ですが、その分、一瞬で資金が無くなってしまう可能性もあります。

ロスカットルールと追証

日本国内の場合 ⇒ 必要証拠金維持率 50% ~ 100% でロスカット

  • 日本国内の場合 ⇒ 必要証拠金維持率 50% ~ 100% でロスカット
  • 海外の場合 ⇒ 必要証拠金 20%程度 でロスカット

海外FX業者の方がレバレッジが高いため、必要証拠金が低くなり、ロスカット水準も低いため、少ない資金で大きな取引が可能です。

為替レート 【1$=100円】で5万円入金し、1万通貨買いポジションで所持した場合、

国内業者 ロスカット50% レバレッジ25倍

必要証拠金:4万円

97円を割り込むとロスカット

約2万円が口座に残る

海外業者 ロスカット20% レバレッジ400倍

必要証拠金:2,500円

95円5銭を割り込むとロスカット

約500円が口座に残る

厳密にはレートが下がれば必要証拠金も下がるため正確な値ではありませんが、ロスカットされずに耐えられる範囲が大きく違う事がわかるかと思います。

その分、強制決済された際口座に残るお金は海外FXの方が少なくなります。

また、ロスカットされた際に手数料を取る業者もあります。

また、急激に為替レートが動いた場合、ロスカットが遅れ口座残高がマイナスになる場合があります。

その際、日本国内の業者の場合、追証(マイナス分を支払う)の必要があります。

ただし、現在は最大レバレッジ25倍、ロスカット水準は50%というラインが上限のため、余程の事が無い限り口座残高がマイナスになるような事態は起こりませんが、起こる可能性はあります。

海外FX業者の場合はレバレッジも高く、ロスカット水準20%程度とギリギリまでポジションを保有できる仕組みのため、急激な変動が起これば口座残高がマイナスになる可能性は十分にあります。

ただし、海外FX業者のほとんどがゼロカット制度を採用しており、口座残高がマイナスになる場合は、マイナス分を業者が補填してくれるため、口座残高は0にはなりますが、追証の必要はありません

税制の違い

FXの利益は雑所得に分類されますが、課税方法は国内FXと海外FXで異なります。

国内FXの場合

国内FXの場合、FXにおける所得への課税方式は申告分離課税です。

FXで利益が出て確定申告を行った場合、金額にかかわらず20.315%の税金を支払う必要があります。

内訳は、所得税15%・住民税5%・復興特別所得税0.315%となります。

海外FXの場合

海外FXの場合、FXにおける所得への課税方式は総合課税(累進課税)です。

累進課税では、同率の国内FXとは異なり、所得に応じて税率が上がります

所得金額 所得税 住民税 控除額
195万円以下 5% 10% 0円
195万超~330万以下 10% 97,500円
330万超~695万以下 20% 427,500円
695万超~900万以下 23% 636,000円
900万超~1,800万以下 33% 1,536,000円
1,800万超~4,000万以下 40% 2,796,000円
4,000万超 45% 4,796,000円

海外FXの方が税金が高いという認識の方も多いですが、そうでも無い場合も多いです。

計算は複雑なため、ここでは詳細は避けますが、年収500万円程のサラリーマンの方が年間で100万円程度の利益をあげるような程度ではあまり国内・海外FXの税制の違いを意識する必要は無いかもしれません。

課税対象所得が900万円を越えたあたりから大きな違いが出て来るため、年収の高い方や大きな利益をFXであげる方は、国内FXの方が税制の優遇を受ける事ができます。

注意していただきたいのは、収入ではなく課税対象所得という点です。

給与年収500万円の場合、課税対象所得は356万円程です。

表の695万円超えの部分にいくためには大雑把に600万円以上FXで利益を出す必要があります。

ただし、数千万円以上の利益が出た場合、国内と海外FXの税制では数百万円の違いが出るため、大きく損をする可能性もあります。

また、1年間の収益がマイナスであった場合、国内FXであれば確定申告をする事で、損失を繰越、翌年以降3年間の間に出た利益と相殺する事が可能です。

メリット

海外FXのメリット

・少ない資金で大きなトレードができる(レバレッジが高い)

・ゼロカット制度により残高がマイナスにならない可能性がある

・取引の透明性が高い(NDD)

・ボーナスが豊富

・MT4、MT5が使える業者が多い(取引ツール)

・取引できる銘柄数が多い

・スキャルピングに対応している

国内FXのメリット

・入金額全てを失う可能性が低い(レバレッジが低い)

・スプレッドが狭い

・税制の優遇が受けられる

・スワップが高い

・安心感が高い(信託保全など)

・クイック入金など入金がし易い

デメリット

海外FXのデメリット

・一瞬で資産を失う可能性がある(ハイレバレッジ)

・業者によっては出金できないなどの心配がある

・税制の優遇が受けられない

・スプレッドが若干広い

・スワップが国内業者に比べ悪い

・日本語非対応の場合もある

国内FXのデメリット

・まとまった資金が必要(レバレッジが低い)

・追証が発生する場合がある

・取引できる通貨ペアが少ない

・業者ごとに異なる独自プラットフォームで透明性が低い

・スキャルピングに対応していない事が多い

国内FX業者、海外FX業者どちらにもメリットデメリットがあり、人それぞれの収入や取引規模、取引形態、性格等様々な要素により、人によってどちらが得か異なるかと思います。

また、国内・海外と大雑把に比較しましたが、業者によってその詳細は異なります。

自分の収入や取引スタイル、性格等を十分に考慮してどの業者を使うか慎重に判断しましょう。

国内FX会社比較

FX会社選びのポイント

【2021.03.09 更新】

FX会社 米ドル/円
スプレッド
取引単位 通貨ペア数
ヒロセ通商 0.2銭 1,000通貨~ 50種類
みんなのFX 0.2銭 1,000通貨~ 27種類
DMM FX 0.2銭 10,000通貨~ 20種類
外為ジャパン 0.2銭 1,000通貨~ 15種類
JFX 0.2銭 1,000通貨~ 26種類
LIGHT FX 0.2銭 1,000通貨~ 27種類
楽天 FX 0.2銭 1,000通貨~ 26種類
SBI FXトレード ~0.2銭 1通貨~ 34種類
LINE FX 0.2銭 1,000通貨~ 23種類
GMOクリック証券 0.2銭 10,000通貨~ 20種類
マネーパートナーズ 0.3銭 100通貨~ 18種類
外為どっとコム 0.2銭 1,000通貨~ 30種類
セントラル短資FX 0.1銭 1,000通貨~ 25種類
YJFX 0.2銭 1,000通貨~ 23種類
サクソバンク証券 変動制 1,000通貨~ 158種類

日本国内のFX会社だけでも多くの業者が存在します。

『この会社がおすすめ!』と言えればわかり易くて良いのですが、取引方法や通貨ペアによっておすすめ業者は変わります。

まずはどのような通貨ペアでどのような取引を行っていくかを決めて、自分の取引形態に合ったFX業者を選ぶようにしましょう。

取引したい通貨ペアがあるか

FX業者によって扱っている通貨ペアが異なります。

メジャーな通貨である米ドルやユーロなどと日本円のペアで取引をするのであれば、どこの業者でも取扱いがありますが、マイナー通貨が絡むと取扱いの無い業者も出てきます。

取引したい通貨の取扱いが無ければそのFX会社を選ぶ意味は無くなってしまうため、取引したい通貨ペアを決めて取扱いのある会社を選びましょう。

取引通貨単位

あまり資金の無い方や、積立投資を行いたい方、スワップ狙いで受け取ったスワップを再投資したい方などは取引通貨単位の小さいFX業者がおすすめです。

1万通貨からの取引しかできない会社、1,000通貨から取引できる会社、1通貨から取引できる会社等ありますが、同じ業者であっても、通貨ペアによって取引通貨ペアによって最低取引単位が変わる場合があるため注意が必要です。

短期・中期・長期 取引

短期間での取引を何度も行う方は、特にスワップは意識せずスプレッドの狭い業者を選ぶ方が、毎回の手数料が安く済み得をします。

それに対し長期取引をする場合は、スプレッドの広さよりもスワップが重要で、スワップを貰える取引であればスワップが高い程、スワップが支払いの取引であればスワップが低い程有利になります。

基本的にスワップは①貰い分・支払い分共に高い、②貰い分・支払い分共に低い、③貰い分は低く支払い分は高いの3パターンの傾向にあります。

そのため、買いポジションと売りポジションでFX会社を変える人もいます。

スキャルピングをするか

スキャルピングとは、数秒~数分での売買を繰り返し小さな利益を積み上げていく手法ですが、スキャルピングを許可している業者は日本国内ではあまり多くありません。

許可していない業者でスキャルピングを繰り返すと口座を凍結される恐れもあるため、スキャルピングをしたい方は、対応した国内業者を選ぶか、海外業者で口座を作る必要があります。

約定力

発注価格と約定価格がずれる事をスリッページと言いますが、約定力の高い業者程このスリページが起こりにくくなります。

システム上、このスリッページを完全に0にする事は難しいかもしれませんが、小さなpipsでの利益を積み上げる方にとっては大きな損失を生みかねません。

約定力の高いシステムを有する業者を選ぶのも取引形態によっては重要になります。

スプレッドで比較

スプレッドは言わばFX会社へ払う手数料です。

当然スプレッドは狭い方が支払う手数料が少なくて済むため利益も大きくなります。

長期保有する方はそこまで意識する必要はありませんが、取引数量や回数が大きくなる方はスプレッドをしっかりと意識しましょう。

【2021.03.09 更新】

FX会社 米ドル/円 ユーロ/円 ポンド円 ユーロ/米ドル 豪ドル/円
ヒロセ通商 0.2銭 0.4銭 1.0銭 0.3pips 0.6銭
みんなのFX 0.2銭 0.4銭 0.8銭 0.3pips 0.6銭
DMM FX 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips 0.7銭
外為ジャパン 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips 0.7銭
JFX 0.2銭 0.4銭 1.0銭 0.3pips 0.6銭
LIGHT FX 0.2銭 0.4銭 0.9銭 0.3pips 0.6銭
楽天 FX 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips 0.7銭
SBI FXトレード ~0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips 0.7銭
LINE FX 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips 0.7銭
GMOクリック証券 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips 0.7銭
マネーパートナーズ 0.3銭 0.4銭 0.7銭 非公開 0.5銭
外為どっとコム 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips 0.7銭
セントラル短資FX 0.1銭 0.4銭 0.9銭 0.3pips 0.4銭
YJFX 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.4pips 0.7銭

※スプレッドは原則固定であっても時間帯や状況によって変動します。

ひと昔前は、米ドル/円のスプレッドは3銭という会社も多かったのですが、近年スプレッドは縮小され会社ごとの違いも小さくなってきました。

激しく相場が動いた際は、スプレッドが広がるため、急変動時にいかに安定したスプレッド幅で取引できるかが重要になるかもしれません。

スワップで比較

【2021.03.08 更新】

※1万通貨あたり

FX会社 米ドル/円 トルコリラ/円 メキシコペソ/円 南アフリカランド/円
買い 売り 買い 売り 買い 売り 買い 売り
ヒロセ通商 2円 -83円 42円 -72円 6円 -11円 7円 -17円
みんなのFX 18円 -20円 45円 -45円 4.1円 -4.1円 6.1円 -6.1円
DMM FX 11円 -14円 - - - - 6円 -9円
外為ジャパン 11円 -14円 - - - - 6円 -9円
JFX 2円 -83円 42円 -72円 6円 -11円 7円 -17円
LIGHT FX 18円 -20円 45円 -45円 6.4円 -6.4円 10円 -10円
楽天 FX 5円 -11円 20円 -50円 3円 -8円 2円 -14円
SBI FXトレード 10円 -14円 39円 -49円 4円 -7円 5円 -8円
LINE FX 6円 -9円 47円 -54円 5円 -12円 6円 -13円
GMOクリック証券 6円 -9円 37円 -40円 4円 -7円 5円 -8円
マネーパートナーズ 3円 -89円 11円 -89円 3円 -24円 2円 -29円
外為どっとコム 6円 -31円 40円 -70円 6円 -16円 6円 -16円
セントラル短資FX 5円 -85円 40円 -70円 6円 -6円 2円 -6円
YJFX 5円 -20円 41円 -56円 4円 -19円 5円 -20円
サクソバンク証券 -13円 -27円 53円 -69円 3.29円 -7.98円 6円 -9円

※スワップポイントは日々変動します。

取引量がダントツに多い米ドル/円と、スワップ狙いで人気の3通貨を記載しました。

円と絡めて取引する際は、ほとんどの通貨で買いポジションを持つとスワップを貰う事ができますが、反対に売りポジションを持った際はスワップの支払いが発生します。

スワップ狙いであれば、買いスワップの高い業者を選べばよいのですが、売る場合、売り買い両方行う際は、支払うスワップが低い程当然有利になるため、どの業者がオススメになるかはその取引によって異なります。

特に取引する人の多い米ドル/円において売りの支払いスワップが高いと売りでポジションを持ちにくくなってしまうため注意が必要です。

受取りスワップに対し支払いスワップが高い業者は取引形態によってはおすすめできません。

最低取引単位で比較

資金の少ない方や、積立投資したい方、スワップを再投資したい方は最低取引単位の小さいFX業者を選ぶのがおすすめです。

1万通貨からという業者が多かったのですが、1,000通貨からの取引に対応する業者が増えてきました。

唯一、1通貨から取引できるSBI FXトレードが少額投資したい方にはおすすめです。

通貨ペアによっては、最低取引単位が1万通貨~、10万通貨~となる場合もあるので、各会社で確認して下さい。

通貨ペアで比較

メジャー通貨ペアであればどこのFX会社でも取扱いがありますが、マイナー通貨は取扱いの無い業者も多いです。

取引したい通貨ペアの取り扱いがあるか事前にしっかりチェックしましょう。

取扱いペアがダントツに多いのは『サクソバンク』ですが、一癖ある会社さんで、最低入金額が10万円と他業者よりも高く、スプレッドは原則固定ではなく変動制、米ドル/円の買いスワップがマイナス、取引が一定期間無い場合は口座維持手数料が発生するなど注意したい箇所がいくつかあります。

その他の判断材料

キャンペーンの有無

海外FXのボーナスには及びませんが、口座開設したり、開設後一定期間の間に決められた数量以上の取引をすると、いくらかプレゼントしてもらえる事があります。

FXのプレゼント額は数千円、数万円と額が太いのでイベント時に口座開設するのも良いかもしれません。

スキャルピング

日本国内のFX業者でスキャルピングを許可している業者はあまり多くありません。

スキャルピング可能業者

YJFX

LIGHT FX

JFX

ヒロセ通商

GMOクリック証券

スキャルピングを許可していないFX業者でスキャルピングを繰り返すと口座凍結される可能性もあるため注意して下さい。

ツールの使いやすさ

国内FX業者は、各会社独自の取引ツールを使って取引する事がほとんどです。

取引ツールの使い勝手も個人によって好き嫌いが分かれますが、使いやすさは結構重要です。

こればかりは、実際に使ってみないとわかりませんが、ネット上で評判等検索してみると良いかもしれません。