4種の配当金受取り方法~配当金振込指定方式の違い~

配当金受取り

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はじめに

証券口座を開設する際、ほとんどの証券口座で選択をせまられる『配当金振込指定方式』。

後のち変更する事は可能ですが、何も考えずに適当に選択してしまうと、確定申告をしなければならなくなったり、確定申告をしないと税金を余計に支払うはめになったりと損をする事が多いので、 自分に最適な受取り方法を考えて選択しましょう。

配当金受領証方式

かつては、配当金の受取り方法としては最も一般的な方法です。

「配当金受領証」が郵送で送られてくるので、それを持って郵便局等へ行き受領証と引き換えに配当金を受け取るという方法です。

わざわざ郵便局等へ行かなければいけませんし、換金期限もあるのでとても面倒なアナログな方法ですが、一番配当金を受け取った実感はあるかもしれません。

現在はあまり使われない受取り方法です。

個別銘柄指定方式

保有する各銘柄ごとに『配当金振込指定書』を提出する事により各銘柄事に配当金を受け取る銀行口座を指定できます。

新たな銘柄を購入する度に、『配当金振込指定書』を提出する必要があり、銀行への振込が簡単に行えるようになった現在ではあまり利用されない受取り方式です。

登録配当金受領口座方式

複数の証券口座を利用されている方であっても、この『登録配当金受領口座方式』を選択しておけば、すべての証券会社の全ての銘柄の配当金が登録した銀行口座に入金されます。

デメリットとしては、NISA口座には非対応という事(配当金が非課税にならない)と、収益が20万円を越えるなど確定申告が必要になった場合、自分で確定申告をする必要があります。

ただし、細かくは説明しませんが、収益が20万円以下で画定申告が不要な場合は税金を支払っていないため損する事はないというメリットがある場合もあります。

株式数比例配分方式

『株式数比例配分方式』を選んだ場合、配当金は証券口座に入金されます。

同一の銘柄を複数の証券会社で保有していた場合、それぞれの証券会社の保有株式の割合に応じて、配当金がそれぞれの証券会社の口座に振り込まれます。

NISA口座を開設している方は、この方式でないと配当金を非課税にする事ができません。

また、この方式を選んでおけば、面倒な損益通算の計算を証券会社が行ってくれるので非常に便利です。

一番選ばれている方式ではないでしょうか。

覚えておくべきポイント

受取方式の選択は全証券会社で1つ
例えば、A証券会社では『株式数比例配分方式』を、B証券会社では『登録配当金受領口座方式』というように複数の受取り方式を採用することはできません。

複数の証券会社で登録・変更などの申込みを行った際は、一番最後に手続きが行われ選ばれた受取り方式が採用されるのでご注意ください。

確定申告の必要性の有無
確定申告の必要性の有無に関しては、

確定申告

FXの確定申告による税金支払いの仕組み

FXをする際は税金の仕組みを良く理解して少しでも税金を安く抑えましょう

の記事を是非読んでいただきたいのですが、一番おすすめな『株式数比例配分方式』を選び、『源泉徴収あり』を選ばれた場合、一般的な会社員の方の場合、給与以外の収益が20万以上あった際、 確定申告が必要ですが、その収益が株の売買や配当金によるものであれば税金は既に引かれているので、確定申告をする必要がありません。

ただし、収益が20万円以下の場合、本来なら確定申告はしなくても良い(税金は払わなくても良い)のですが、既に税金は引かれてしまっているため、確定申告をしても払った税金は返ってきません。

給与以外の収益が20万以下であれば確定申告をしなくても良いと言ってくれているだけで、収益10万円でも確定申告をしてしまえば、株取引の場合その20%にあたる2万円の税金を支払わなければならないのです。

そのため、医療費控除など他の理由で確定申告をする必要のない方で、20万円を越える収益をあげる自身のない方は、『源泉徴収なし』を選ぶのが得になる可能性が高いですが、 もし、20万円を越える収益が出た場合は、自分で画定申告する必要が出てくるため、選択が難しくなります。

最後に

口座を開設する時点で、1年間の損益などわからないので、なかなか選ぶのは難しいかもしれませんが、知識だけはしっかり持っておかないと後々後悔する事になるかもしれません。

確定申告不要のメリット・デメリット。払わなくても良かった税金を払わなければならなくなったなど影響が出てくるのでしっかりまとめておきましょう。

ちなみに私は、FXやこのブログでの収入などもあるのでずれかで利益が出た場合、必ず確定申告が必要になってきますし、NISA口座も開設しているので、 『株式数比例配分方式』の『源泉徴収なし』を選択しています。

記事作成日:2018.07.05

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